月額480円!「格安スマフォの勧め」

発端

私はつい最近までX01Tとかいう初期のスマフォユーザーだった訳だが,
家には光ファイバーがあるし,引き篭りだし,自宅サーバーで独自開発のホスティングサービスとか運営してると,当然作業環境にもコダワリが生まれる訳で.
Emacs キーバインド + AZIK を Happy Hacking Keyboard で,みたいな,普通の人にはそれが何なのか想像さえ出来ないであろう特殊な環境を使い倒してると,スマフォなんて不便で中途半端なものは,本職の用途ではぶっちゃけ使えないのである.
そもそもスマフォなんてものは,消費するだけで何も生み出さない「ただの一般ユーザー」が使うものだ.
しかし,私がモバイルに求めているものは,出先からでも Unix リモートコンソールにSSHログイン可能な完全な作業環境なのである.
だからせめて,ハードウェアキーボードを備えた上記X01Tなる機種となる訳だが,それももう長らく使っていない(--;;
家用電話として,いまもプリモバイルで着信のみ出来る様に維持はしてるけどね.
これは,プリモバイルカードをネットで買って,最終的な維持費は月額200円程度.しかし,着信のみ可能で発信もデータ通信もなし.
まぁ家ではVoIPアダプタがあるから(ハードの)IP電話で発信してた.
そんなこんなでスマフォとやらに何を期待する訳でもなく,約7年が経過した.
それよりもっと以前,携帯でメールが送受信出来る様に「やっと」なった頃は,時代の最先端を行っていて,他にそんなもの誰も使ってなかったのに(笑).

従来のモバイル

一般的な契約では,使い放題の維持費はだいたい月額6000円程が相場であろう.
しかも,パケットは定額でも,ちょっと本格的にモバイルしようとノートPCなどを繋ごうものなら,とたんに別料金が課金されたりもしてた訳だよ(今まではね).
PHS のデータ通信専用カードとかもあったけど,エリアに不安が残るし,いまいち格安感はなかったな.
「二年縛り」とかもあるし,幾ら日本人がアホの子ばかりとは言え,そろそろ搾取されてる事に気付いた方が良いんじゃないか?

発見

白ROM,SIMフリー端末というのは昔から知ってたけど,一部のヲタク共の趣味で,自分で使う事はないと思ってた.
だいたい,インフラに夢中になるという感覚が理解出来ない.普通に考えて「水道に夢中に」なりますか?
まぁそれを言えば,Unix サーバーに夢中になるのも同様なのだが.
しかし,NTT-WESTのポイント交換ページでコヴィアなる端末を見つけて,格安データ通信SIMの存在を知る.
これは,ここ1~2年で登場してきた新しい可能性である.

何が良いのか?

もちろん安いから良いに決まっている.
しかも,発端で示した様な,ただ安いだけの非常用着信オンリーという使えない子でもない.
ちゃんと発信も着信も出来て,データ通信使い放題,エリアは DOCOMO 相当.スマフォの全機能が使用可能,さらに,WiFiテザリングでノートPCなどの外部端末を繋いでも料金変わらず(超重要).

欠点

ずばり「遅い」の一点に尽きるであろう.
だが,使えない速度という訳ではない.実効速度は 220~250kbps(公称) 程度なので,巨大データ転送以外なら十分な性能であろう.
この田舎では,実測でだいたい 0.5Mbps出ている様だ.
キミ達,ISDN 知らないだろ?64k+64k==128kbps のMP接続で「速ぇえぇぇ!」って喜んでた時代を知らないだろ?(そう昔の話でもないんだぜ)

ブツ

ではすっ飛ばして現物を紹介しようか.
まず購入すべきなのは,この2014年夏に出たばかりの Quad core, Android 4.4 搭載の最新機のコレだ.
発売前から最もユーザーに期待された端末である.

格安データ通信SIM

次に確保すべきなのは格安データ通信SIMである.
最安ならDTIであろうが,私はWireless GATE+LTEにした.
月額480円で,通常の利用(DOCOMO エリアでデータ通信使い放題)に加えて,Wireless GATEという WiFi サービスに無料で接続出来る.
DTIなどの他キャリアでWireless GATEを使おうと思えば別途契約しなければならない(月額390円)が,それが無料になるという事だ.
エリアはマクドナルドなど豊富にある.これは大きい.
もとより私はFON(アクセスポントの相互提供を前提にした無料の WiFi サービス)ユーザーなので,この二つを組み合わせると,利用可能なWiFi APが相当ある事になる.
ちなみに DTI だが,一時期は実効速度50kbps 程度との書き込みを発見した.最近は改善されたらしいが,それもすぐ規制に掛かって制限される,という事を繰り返しているとの噂も聞く.

端末+SIMのパッケージ化された商品

ヨドバシでのみ,上記の端末+格安SIMが端末代+@程度の値段で買える.格安SIM初期費用が大幅に値下げされる訳だな.ポイントも10%だから,実質さらに1割引だ.
注意点としては,Dual SIMの端末とはいえ,Wireless GATEの専用アプリは SIM1 に刺さないと動作しないらしい.従ってSIMサイズは標準SIMを選択する事になる.
勿論,すでにスマートフォンを持っているなら格安データ通信SIMだけ買えば良い.初期購入費用(3240円)がかかるので割安感はいまいち劣るが.
その際,iphone の様なSIMフリーでない端末を使う場合は,SIMフリー化する為の「SIM下駄」が必要である(が,本記事では触れない).

SIMサイズが合わない場合

SIMを切断して良い.
ハサミでも良いが,標準SIMからMicro,Nanoへそれぞれサイズダウンする為の,ホッチキスの様なカッターが安価に売っている.
大きくする場合はSIM下駄.

開通までの設定

この FLEAZ F5 端末は,LTE 非対応機種であるので,APN 設定はマニュアル通りしてはいけない.
WirelessGATE+LTE パッケージに小さなシールでその旨書かれてあるが,具体的に言うと

  1. Wi-Fi経由でシステムをアップグレード.
  2. APN設定の 01.wi-gate.net を foma01.wi-gate.net に変更する.
  3. 3Gネットワークを 3G prefer か 3G only に設定する.
  4. 再起動してステータスバーに「H」マークが表示されれば成功.

となる.

電話(VoIP)

電話機能は 050 の番号ではじまるIP電話を利用する事になる.
IP 電話同士なら通話料は無料だ.
コヴィアの純正サービスが良いならFleaLine Light(月額400円)だ.
キャリアをDTIにしたならServersMan 050(月額300円)だ.
着信性能がいまいちだと言われるが,基本料無料で最安値を狙うならSMARTalkであろう.
もちろん私は SMARTalk にした.
着信しない事がある,との上記報告をくれたオーナーによると「理由は恐らく回線が遅いから」との事で,先ほど示した様に本当に実効50kbpsという事であれば,確かに頷ける話ではある.
SMARTalk 契約後,アプリをインストール,ユーザー情報とパスワードを入力し,デフォルトの電話アイコンを SMARTalk で置き換えれば完成だ.
実際使ってみると…まぁ確かに,それ程信頼性の高いものでもないな(--;;
あとは好みにより Skype などを補助的に使えば良いだろう.

メール

インターネット上の普通のメール(私の場合は自宅のサーバー)に IMAP4 でアクセスすれば良いので SMS 等の追加サービスは個人的には必要ない.
補助用にはGmailを入れればおk(どうせアドレス帳の同期の為にGoogleアカウントを使うので).

アドレス帳

  1. 何とかして今まで使ってた端末から,アドレス帳データを CSV 形式で抜き出す.
  2. 区切りなどのフォーマットの辻褄を(ツールなどで)あわせて,お好みの表計算ソフトなどに読み込ませる.
  3. 余計なフィールドを捨てる.
  4. 必要なフィールドの名称を以下の様に修正する.
  5. gmail のアドレス帳にインポートし,Google アカウントで端末と同期させる.

ストレージカード

32GB Class10 Micro SDHC カード一択である.
USB マスストレージとして認識させ,rsync を使ったバックアップスクリプトを書き,Unix システムのホームディレクトリをまるごと同期させる.
ただ,ストレージカードのファイルシステムがお馴染みのクソVFATなので,高速での差分検出が出来ない(「廃な」ストレージ管理者なら知ってると思うけど).
たかがド素人が Windows に SDカードを刺した時に「読み込めナーイ><」とか言って困るのがなんやっちゅうねん.
Linux(Android) 機なんだから,ファイルシステムは普通に EXT4 にしておけ!!!!!!!!!!!!クソが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あとは Dropbox(容量は少ないが)

でもインストールし,ワークディレクトリとして使えばよい.802.11nの実効150Mbps にて同期させる.
ユーザー紹介などで無料で容量を増加させる事が出来る(最終的には20GB近くに到達する).
Google Drive も同様のオンラインストレージサービスである.
どちらも端末では(同期ツールではなく)リモートアクセスのみとして動作する様だ.
回線が遅い 480円プランではオフライン利用前提でPCの時と同じく同期ツールとして動作した方があり難いのだが.

あとは Google Play

で,好みのアプリケーションを入れまくる.
端末から操作すると画面が狭くて面倒なので,PCのブラウザから遠隔操作で行えばよい.

...etc

WiFi サービス各種

もちろん全て登録する.

WiFi ナビというアプリで後者四種類のAPをまとめて検索可能.
WirelessGATE と FON は,それぞれ専用のAP地図を使って探さなければならない.この辺まとめてくれるアプリがあったら便利なんだけど.

モバイルバッテリー

端末を買ったポイントでヨドバシで5800mAhを買ったが,もっと良い方法がある.
ノートPCなどのバッテリーの中に使われている18650リチウムイオン電池をモバイルバッテリー化するケースが売っている.
モバイルパワーボックス,5V昇圧モジュールなどで検索すると幸せになれる.
私は18650電池を,とある理由でタダで手に入れたノートPCの新品バッテリーから計8本入手した.
が,セル自体も安いので,普通の人は普通に買う様に.
ケース自体も安く,私が買ったものは700円のものと1000円のものだった.
この方法なら10000mAh以上のモバイルバッテリーを,市販品の1/5から1/10位の価格で手に入れる事が出来る.
現時点で私は5800mAh,10800mAhを2個,9200mAhを使用している.
最後の9200mAhは電池が4本入るケースに2本しか使っていないので,これはさらに倍に出来るのだが,これだけ持ってればさすがにその必要性もないかな,と.

まとめ

以上で私は「月額480円」の完全なスマフォ環境を構築した.
初期費用は端末+契約代20,710円(-11%相当分のヨドバシ&クレジットカードのポイントを引くと実質18,431円)である.
以下スペック.

その気になれば高速な接続も(追加料金を払えば)使える.
が,Wireless GATE や FON やコンビニ WiFi があるので,速いネットワーク接続が欲しい場合は,まず低速の通常接続でそれらのサービスマップを見て,自分の足で歩いて WiFi エリアに移動するという使い方が可能である.

言うまでもないが全て自己責任である.
ぶっちゃけ,ヨドバシのサービスやWEBの情報もそれ程親切とは言えない.
メーカーサポートなど不要,何かあっても自力で解決出来る自信がある人のみお勧め出来る.
と言っても,ほぼマニュアル通りで開通するし,ここに人柱の記録を示したので,PC 自作程度の腕があれば大丈夫であろう.
それさえ自信のない人は,月\6,000-程度払うか,(先日までの私の様に)スマフォなぞ持たずに生活した方がよっぽど楽で健康的であろう.

代行

自力では無理T_Tだけど,それでもどうしてもやりたい!という人の為に,WDIのサービスとして有償サポートしないでもない.
が,ここまで情報が集まっている訳だし,面倒なのでなるべく自分でやる様に><

注意点

言うまでもないが,現在のスマフォを使うという事は,プライバシーを全て放棄するという意味である.
スマフォの目的はただ一つであり,それは政府による民衆の監視である.全人類の隷属である.機能の全てはその為にのみデザインされている.
わざわざキンタマを万力に挟んで,どうぞご自由にお潰し下さい><と差し出している様なものだという事は,知っておいた方が良い.

オマケ:その他の端末

機能面での定番はNexus5らしい.
iphone クローンが良いならGooPhoneがある(但し,中身はAndroidで,性能面では本家よりだいぶ反応が鈍いらしい.純正のケースやスライド式キーボードはそのまま使える).
タブレットとしても電話としても使うなら6インチ電話タブも良いかも知れない(intel Atom+フルHDはもはやPCと呼べるスペックだ).
本体の機能が最低限で良いならコレで端末+契約を約\10kに押えるのもありだな.ただ,freetel の端末はあまり良い噂は聞かない.
本体ストレージ容量が標準状態で著しく圧迫されており,しかも各種アプリは一定量本体ストレージ(SDカードではなく)を必要とするので,自由度がかなり限られるそうだ.

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