紅白エビを飼うっ!

レッドビーシュリンプに挑戦11

あっという間に12月。エビちゃん水槽を立ち上げてから、約一年が過ぎようとしている。こんなに続くと誰が予想したよ?
続ける秘訣は簡単明快さ。

減ったら足す。

これだ。ふっ。(おい)
最初からうまく出来る人は少ない気もする。
ソイルで放置派、酸処理した大磯でメンテ派、大磯で放置派、いろいろ流儀はあるにせよ、一旦軌道に乗ってしまえば、あとは簡単、この通り。順調に爆殖しまくってるぜ。
でも、増えたら増えたで問題が出てくるのだ。

親より綺麗なエビちゃんはいない。壊滅的にいない。良く見ちゃいないが、見たくもないほどに低レベルだ。

全滅してからやり直したほうが、個体の質が揃って良いのかもしれないな。最初、手習い用に頂いた個体に似たエビが多い。

悪い親には良く似るが、良い親には似ない。
綺麗でない親のほうが繁殖力が強いのかもしれないが、日頃の観察を怠ってるので全然わからん。

前回からの半年ほど、基本は足し水だけでやって来たけど、泥水状態になった時は、2/3ほど換水することもある。ワンタッチフィルターOT-30のろ材パックとストレーナーのスポンジは頻繁に水洗いしている。

導入時はともかく、一旦環境に馴染んだ、あるいはその環境下で生まれ育った個体は丈夫だ。水温さえ気をつければ、水源は同じだから、多少の変化は乗り切れるのかもしれない。

無尽蔵と言っても過言でわないほどに増え続けるエビちゃんだが、増えるに従って興味は薄らいでいく。エビちゃんの世界もグッピーと同じで、ただ増えれば良いというものでも無いらしい。量産出来ると、次は質を求め始めるのだ。

紅白えびの世界は、ますますもって急激な進化を遂げており、この連載を始めた頃には珍重されていた丹頂だの日の丸だのとゆー、ベタ白ベースに赤が入る個体も当り前のように出回り始めた。ホワイトビーと呼ばれる日も近いだろう。

この一年の推移を見ても、エビちゃんの進化は凄まじいのである。もう我が家のエビちゃんはC- 程度のランクだ。

そこで、今回は選別を試みてみることにした。
選別したところで大して意味は無いけれど、やらないとこの先、急速に悪化して行く可能性が高い。グッピーと同じくらいタチ悪そうだ。

まず、ウィローモス付の流木を取り出した。
ウィローモスは水槽の半分近くを占めており、しつこくしがみついたままのエビちゃんも多々いたが、そのまま新水に移した。

成長したミクロソリウムウエンディローブをウィローモスの絡め手から開放し、マツモも移した。

ミクロソはともかく、マツモとウィローモスは必須だな。成長が早く、水中の余剰栄養分を吸収して、コケたり枯れたりしてもエビちゃんのおやつになってくれる。ウィローモスは隠れ家になるし、浮いたマツモに乗っかって水面で食べるから、フレークだろうが乾燥アカムシだろうが、特に沈下性の餌を与える必要も無くなる。
え?普通、フレークも乾燥アカムシもやらないの?

続いて、水を2/3ほど抜き取った。
茶色いが、時々ドブ色になるので、そんな時に比べたら写りも良いな。

次にエビちゃんを出すわけだが、これはコツを掴むまで難しかった。さかなと違い、エビちゃんの動きは複雑だ。さかなの動きがスクリューだとすると、エビちゃんの動きはジェット噴射だな。
その上、アミを歩いて出たりしやがる。
一番良いのは、左のような、目の粗い暗色のアミではないかと思った。
エビちゃんは、しがみつく物を欲しがる。何かにつかまっていないと不安なのだ。
その習性を利用し、エビちゃんの進行方向から近づく。飛び上がって逃げようとする時、ひょいとアミを持ち上げるのだ。そうすると自分から飛び込んで来る。
目の細かいアミだと、しがみつけないので、エビちゃんは逃げる。色も関係あるかもしれないが、粗いアミはこれしか無いのでわからなかった。

ある程度、取り出したところ。慣れるまで結構時間がかかった。

白黒いのが随分いてビビッたな。
既にクライマックスを迎えている'05大河ドラマ主人公から頂いた紅白の中にビーシュリンプと掛かってたのがいて、それが増えたらしい。

白黒エビも欲しかったので、実にラッキーな思いだ。
今まで全く気づかなかったのはどうかしていると言わざるをえないだろう。

実は今回の選別は、紅白エビの引き取り手がいて、そちらに出荷するためのものだ。エビ水槽は一本が限度だからな。なので、白黒エビはほとんど水槽から出していない。きちゃないのだけ出した。

紅白エビは、赤ベースに細い白ラインの入る、手習い用に頂いた個体と似たものが多い。白部分が透明に色抜けしている個体も多かった。
白黒エビに限っていうと、黒部分がチョコレート色なのや、赤茶色なのがいるけれど、全体のレベル差は少なかった。

見るからに良いと思える個体は、大きさからして親だ。
抱卵している個体もいたが、気にしないことにしよー。

最終的に140あまりの個体を確認。白黒エビが30ほどいた。
30cm水槽で紅白エビ何匹飼えますか?と聞かれたら、答えは140匹だな。(こらっ)

実際のところ、本来ならもっと加速度的に増えているハズなので、140という数字は、管理・水質・水量上、この水槽の環境下においてリミットなのだろう。

イマイチな紅白エビを80梱包して残りは水槽へ戻した。
あからさまにイマイチなのはよーくわかるんだけど、ある程度まで来ると、どこからが良い個体なのかわからなくなって来るんじゃ〜。てぃえびと、ボーダーラインの抱卵個体は無条件で残した。

水位が1/3に下がっているので、浄水器から一気に足し水した。
OT-30から水が出ていないことに気づいたので、スポンジとろ材も水道で洗ってまった。いつから水が出ていなかったのか知らんが、汚れによる目詰まりだった。良くあることさ。

うじゃうじゃ状態から比べると、かなり寂しい見栄えだ。先のことを考えたら白黒エビを別に移したり、もっと厳しい選別をしないといけないのだろう。

まだ60もいるぞ、ここ。
しかも、紅と黒、半々だがや。

ま、いっか。

梱包も含め、3時間近くとられてまった。もう選別はコリゴリだ。
ちゃんとやったつもりなのに、良く見ると出来の悪いヤツがコソコソ歩いてたりする。

ソイルはまだ崩れて無い。

ところで4匹ほど、エンドラーズ水槽に移してみた。ここも30cmだけど、水槽の半分マツモで埋まっている。エンドラーズの他、コリドラスとオトシンと大量の赤貝もいるが、繁殖は考えていないので大丈夫・・だろうか?

ヤマトヌマエビでさえ脱皮時に襲いかかって食っちゃうのがグッピーというヤツらだ。

でも、この”お年玉”と呼ばれるエンドラーズは poecilia sp 扱いこそされていないものの、他の原種(グッピーと交雑していないという意味で)と呼ばれるタイプに比べても、充分餌食いが悪く、繁殖も難しい品種だ。

うまく行ったらそっちへどんどん移しちゃおうと思ってはいるんだが、週1で底砂かき混ぜて9割換水しちゃうからなあ。

環境に対応出来るかどうか、丈夫だといっても、そこまで丈夫なものかどうか、楽しみだな。

止水プラケだのコップエビだのてのも実験してみたいところだが、どう考えたって数を入れることは出来ないのでパスだ。

エビの一本飼いは難しい。



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