ポトスでグッピー

第ニ回・作成

アクアテラリウムとはなんでございましょう?
アクアとは水、テラとは地球、リウムとは声真似をする鳥です。そりゃ九官鳥だ。ん? いやオウ・・うー・・水があって地球があって鳥がいればアクアテラリウムですか?(違)

水と大地を水槽の中へ作ろう、ということですね。
屋外でやると外界にさらされ自然の一部になってしまいますが、こちらはビオトーブという呼び方がされるようで、考え方としては全く別のものです。アクアテラリウムとは、水槽の中に陸地を作ったり滝を作ったりして、自然の景観を室内で模してなごみましょう、そーいうもんだと思います。

ですので、普通陸上部分は流木や石組みで作り、スギゴケ、ハイゴケなどの苔を乗せたり、ウィローモスやリシアを着生させたりしてベースを作ります。そして流木の間や窪みに土を入れ水上の植物を植え込み、滝はエアリフトで水を送ります。これが一般的なアクアテラリウムですね。

ところが、もっと広義に捉えると、陸上部分のあるアクアリウムは全てアクアテラリウムです。
今回は持ち運び可能な小型プラケースを使います。陸地を作るとグッピーのいる場所が無くなるのでパス。水中に植物を植えて、水中葉と水上葉、両方楽しんじゃいましょー。これもアクアテラリウムでーす。


で、ポトスと一緒に植えるのはなんにしましょう?いくらなんでもポトスだけじゃ寂しいですよね。でも、水中と水上、両方耐えられる植物でないといけません。
ホームセンターへ行きますと、ハイドロカルチャー用の水草はムカつくくらい種類があります。浮き草、浮葉、スイレン、ハス、夏のホームセンターは水辺の植物展覧会ですね。

ハイドロカルチャー用の水草は観葉植物を少量を切り取ってポット売りしてます。売れたら儲かるでしょうね。儲かるのはいいことです。
ポトス、ポトスライム、アイビー、アスパラ、カラジウム、シンゴニウム、スパティフィラム、ガジュマル、ドラセナ、プミラ、モンステラ、テーブルヤシ、タマシダ、ゴムの木、ベンジャミン、ベゴニアなど園芸に疎いわたしでも知っているようなお馴染みの観葉植物が並んでいますが、そのままアクアテラリウムに使えるものは少ないですね。水に浸かってしまうと腐る種類が多いです。

水草も農園での育成は水上葉です。どちらかといいますと、ハウスのあまり良いとは言えない端っことかで育成されてるイメージがあるのですが、間違ってたらごめんちゃい。もちろん水草をメインに育成されているファームでは専用のハウスがあります。例えば熊本の下田水草園さんとか偶然HPを拝見していますが、利用したことはありませんので直リンクは避けます。(www.aso.ne.jp/~suisouen/index.html)


水草こそ水陸万能の植物です。そこで今回、観葉植物はポトスのみにして、あとは趣味に走ることにしました。

水上葉と聞いて真っ先に思い浮かぶのがパロットフェザー。オオフサモです。
水上葉販売の代名詞みたいなやつで、水槽へ植えても何度水上へ飛び出したことやら。これなら大丈夫でしょう。水草の水上葉は、固い、太い、色が濃いなどの他、水中へ植えると猛烈に成長して水上へ頭を出します。パロットフェザー、水中では成功したことないけど、水上なら簡単そうだ。

次にミズヒマワリ。1mオーバーの植物なんて、アクアリムじゃ滅多に使えないもんね。
その上、驚異的な繁殖力で「水辺のブラックバス」と呼ばれる凶悪さ。シラギクみたいな花も咲くらしー。

お次はヤマサキカズラ。
山崎水草園の山崎さんがパプアニューギニアから持ち帰ったとゆーテラリウムの定番。成長は緩やかでかつ巨大化するイメージがあって、一度使ってみたかったのよね。

てことで、さっそく購入。購入はグッピーを買うついでがあったので、一緒に通販しました。

各水草の特徴は、ウーマンエキサイト(すごい名前!)のペットカタログから水草カタログでもご覧になって下さい。

テラリウムプラケースの作成です。
8リットル弱の半円型。ホームセンターで売ってるフツーのやつですね。
まず、Tetraのイニシャル・スティックを少量撒きます。

その上から、他の水槽で使っているスポンジフィルターのスポンジをニギニギし、有機物やら微生物やら小汚いもんを移植。横にゆすって混ぜます。

底砂を入れます。
ADAのAQUASOIL、アマゾニアです。
もったいないので焼赤玉でも買ってこようと思ったのですが、わざわざ買うほうがもったいないと思い、家にあるアマゾニアを使いました。

バサッと一気に入れました。
アマゾニアは肥料分も多いですし、ソイルには吸着効果もあるので、止水での水草育成に向いてはいるのですが、経験上、藍藻まみれになります。

軟水になるのでグッピーの飼育にはどうかな?


特に変わったことをしているわけでなく、止水だからこうだというわけでもなく、ごく一般的に土を入れて水草を植えるだけです。

ただ、水草を植えるなら、砂利より土のほうがいいに決まってます。
水の立ち上がりも早いです。元々土には多くの微生物が棲んでいますから。

ADAとはなんの関係も無いし変なもん入ってるし園芸用ですがソイルの製造工程てこんな感じ?
www.tankyou.co.jp/Make-GS/Make_GS1.htm
水が濁らないようプラ板を乗せ、その上から注水。
これをやらないで直接水をダバダバ入れますと、いつまでたっても濁ったままになってしまいます。
おー、うまく出来た。
水は浄水器を通しています。

浮いたゴミはアミですくって取りました。

いよいよ水草を植えます。見るからにゴワゴワして全部水上葉です。こりゃ好都合ですね。

なんか難しい学名が書いてあってわけわからん。気取りやがって。

購入はこちらからです。www.poecilia.com/
あっという間に完成しましたが、植え込みの最中、濁ってしまった。

なんとなくいい感じ。

センターにヤマサキカズラ、左にポトス、右の奥がミズヒマワリでその手前にパロットフェザーです。

余ったポトスを水槽に沈めてみたところ。
このまま蛍光灯の下に置いておきますね。

翌日のようす。
水の濁りは収まりました。パロットフェザーが目に見えて伸びているよーな・・

ミズヒマワリは、この時点では、パロットフェザーの後ろに隠れるくらい小さいです。




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